紫外線から肌をガードするには、日焼け止めが不可欠です。
ただ、日焼け止めには、クリーム、ミルク、スプレーなど様々な種類があり、どれが自分に合うのか、どんな基準で選べばいいのか悩むことはありませんか。
今回は、自分の肌質や使用用途、シーンによってのおすすめの日焼け止めをご紹介します。

日焼け止めって、いろんな種類があって、どれを選んでいいかいつも迷うんですよね。

自分の肌質や、使用用途によってそれぞれのメリット・デメリットがあるので、一緒にみていきましょう!
クリーム

保湿力が高く、しっかり肌に密着します。
しっとりとした使い心地で、乾燥肌の方におすすめです。
化粧下地としても使えるものも多くあります。
汗や水に濡れても日焼け止めが落ちにくい耐水性の高いもの(ウォータープルーフ)もあります。
海やプールなどに水に濡れやすい場所や、長時間紫外線にさらされる場合など、ウォータープルーフの日焼け止めを選ぶことがおすすめです。
デメリットとしては、クリーム特有のべたつきが気になったり、伸びが悪い、また、落としにくいため専用のリムーバーが必要になる場合もあります。
ミルク・乳液

みずみずしく、肌になじみやすいのが特長です。
刺激が弱く、肌に優しいため敏感肌の方にもおすすめです。
クリームと同様に、化粧下地として使えるものもあります。
伸びがいいので、顔だけでなく、体にも使いやすいです。
ただし、肌になじみやすい反面、汗などですぐに落ちやすいため、こまめな塗り直しが必要です。
ローション

液体のため、サラッとして伸びがよく、肌になじみやすいです。
SPF・PA値が低いものが多く、肌への負担は軽いです。
クリームやミルクタイプによくある白浮きの心配もありません。
男性や子供でも違和感が少なく気軽に使えるのもメリットです。
せっけんやボディーソープで簡単に落とせるものがほとんどです。
ただし、紫外線防止の数値が低いため、屋外でのスポーツ、レジャーなどには向いていません。
ジェル

サラッとして、伸びがよく、ベタつかないのが特長です。
水分を多く含み、透明なものが多いので、日焼け止め特有のきしみや白浮きが起きにくいです。
ローションタイプと同様に、せっけんやボディーソープで簡単に落とせます。
ただし、商品によっては、敏感肌の方には刺激になりやすい成分が配合されている場合があるので、使用前に成分の確認を行うなど注意が必要です。
また、簡単に落としやすい反面、こまめな塗り直しが必要です。
スプレー

他のタイプと違い、手で塗ることなく、顔や体に簡単にシューっと吹きつけることができるのが最大の特長です。
髪の毛や頭皮にも使え、手では塗りにくい場所などにも簡単に使うことができます。
また、屋外でのスポーツやレジャー時の塗り直しに大変便利です。
ただし、周囲に飛び散る、ムラになりやすい、水分に弱いなどデメリットも多いため、他の日焼け止めと併用して利用するのがおすすめです。
日焼け止めスプレーの使用時には、塗布する場所から20cm以上離して使いましょう。
近すぎたり、3秒以上同じ場所に吹きかけたりすると、肌に負担がかかる場合があるので、注意してください。
また、ムラなく使うには、スプレー後に手で伸ばし、しっかり塗り広げるのがおすすめです。
日焼け止めスプレーには、ガスが使われていますので、使い終わった後は、必ずガスを抜いてから捨てるようにしてください。
Q.
日焼け止めスプレーは飛行機内に持ち込めるの?
A.
国内線では、1容器あたり0.5kgまたは0.5L以下で、一人あたり2kgまたは2Lまでであれば持ち込めます。
国際線では、100mL以下の容器にそれ以下の容量であれば持ち込めます。ただし、透明プラスチック袋に入れる必要があります。
パウダー

メイクの上から重ねて手軽に日焼け止め対策ができるのが特長です。
ベースメイク後のファンデーション代わりとして使えるものもあります。
他のタイプの日焼け止めに比べて低刺激なものが多いです。
日焼け止めパウダーは、粉末になっているルースパウダータイプとパウダーを固めたプレストタイプの2種類があります。
ルースタイプは、ナチュラルに仕上がりやすいですが、その反面、落ちやすいため、こまめな塗り直しが必要です。
プレストタイプは、落ちにくいため、長時間持続させるのには向いています。

それぞれのメリット・デメリットはわかったけど、
やっぱり迷っちゃうかも。。。

目的に応じて、いろんなタイプを試してみるのがいいかもしれないわね。
日焼け止めは、毎日使うものなので、自分の肌に合うもの、使いやすいものを選んで、紫外線から肌を守りましょう!
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